人形豆知識|五月人形のお手入れと保存
五月人形は年に一度しか飾らないものですから、保存のしかたも大切です。上手に保存して毎年の端午の節句をより長く楽しんで下さい。
お人形の顔にさわらずに
手や指には脂がついていますから、お人形の顔に直接手を触れずに、やわらかい筆などでホコリを取り除きます。金物も脂が残らないように乾いた布でよくふくことが大切です。
防虫剤は気をつけて
汚れやホコリを取ったらやわらかい布や紙で鎧・兜や人形を軽くつつみ、ポリ袋に入れます。
この時注意が必要なのは防虫剤です。
ショーノーやナフタリンなどの化学薬品を入れすぎると金具のメッキが浮いてしまうことがあります。
どうしても虫が心配な時は防虫剤を紙に包んで、直接鎧・兜や人形にふれないようにして包むようにしてください。